トップページ > 理念とビジョン

理念とビジョンAn idea and vision

メッセージ

健康と至福のスパ・コミュニティ「ロハスパ」構想
NPO法人 日本スパ評議会・代表理事 金坂良一(かねさか りょういち)

■健康新時代。ヘルシー・ピープルからロハス・ピープルへ
1980年、世界の人々の健康増進に大きな変革のモーメントとなる国民運動が米国厚生省より提唱されました。ヘルシー・ピープル計画がそれです。この新政策の特徴は、個人の生活習慣の改善による健康の実現に重点を置き、科学的に検証された数値目標を世代別・カテゴリー別に設定したことです。一例を挙げると、余暇に運動しない人を15%未満にする、肝硬変の死亡率を0.006%に下げる、社員のストレス軽減に努める会社を40%以上にするなど実に300項目にわたっています。その中心的な政策課題は、米国民の健康的に生活できる期間を延ばす=「健康寿命」の延伸におき、寝たきり老人を高齢者1000人中90人未満に押さえることを目標としました。背景には急激な高齢社会の進行による国民医療費の増大と、それがもたらす国家財政の危機への対応という緊急課題がありました。この米国ヘルシー・ピープル計画は、同様の高齢化問題を抱えるヨーロッパや日本にも広がり、ヨーロッパでは1982年に「西暦2000年にすべての人に健康を」運動(HFA=Health for All2000)が提唱され、日本でも遅ればせながら「健康日本21」のテーマで、21世紀の健康づくり運動がスタートしていることは周知の通りです。  一方、最近になってロハス(LOHAS)という言葉を雑誌や新聞、TV等で目にする機会が増えました。LOHASとは、Lifestyles of Health and Sustainabilityの略で、『人と地球環境の「健康」を最優先し、持続可能な社会をめざすライフスタイル』を意味します。深刻な環境汚染や生活習慣病の蔓延、地球温暖化等による人類の生存危機、環境問題に直面した消費者や企業が、健康や環境を最重視する新しい価値観をもつライフスタイルを実践し始めた、いわば民間主導の運動です。 米国の雑誌「LOHAS Journal」によれば「今までマイナーと考えられてきたLOHASスタイルは今や主流である」と宣言し、調査によれば米国成人人口の30%、約5000万人以上がLOHASを重視する消費者であり、米国での市場規模は2268億ドル(約30兆円)全世界では5400億ドル余にのぼると公表しています。その消費者像は、有機野菜や化学添加物の少ないヘルシーな食品や自然系洗剤等ナチュラルなパーソナルケア製品を愛用すること、予防医学・代替医療を心がけ運動、食育に留意し、なるべく薬に頼らない生活を送ること、地球環境に負荷をかけない風力発電等の自然エネルギーを活用すること、ヨガやフィットネス、気功等、自分を磨き、自分を高める自己啓発の活動を日常的に行うこと、などです。 “自分の健康は、自分で守る”セルフ・ケアの時代を迎え、ヘルシー・ピープルからロハス・ピープルへと「健康」のステージはますます大きな広がりを見せています。

■「健康」、「美容」、「至福」の世界的交流の時代に
米国でヘルシーピープル計画がスタートした1980年代から、米国スパ産業が急速に拡大してきた事実があります。現在その規模は約120億ドル、年率20〜30%の驚異的な伸び率で成長を遂げてきています。(ISPA=インターナショナル・スパ・アソシエーション調べ)  米国で言うところのスパとは日本のスパ=温泉とは異なり、ISPAによれば「Relax(安らぎ)」、「Reflect(沈思)」、「Revitalize(活性化)」、「Rejoice(至福)」を与える美と健康のための施設としてスパを定義し、アーユルベーダ、中医学、漢方等の伝承医学や100%天然素材を用いた自然療法、マクロビオテックなどの食事療法、ヨガやエクササイズなど、様々なプロフェッショナル・サービスを提供しています。 ロハスの価値観で生きるロハス・ピープルにとって、スパはQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を実現するための無くてはならないコンテンツとなっており、コンシェルジュ・サービスを提供する内外一流ホテルでの急速なスパ導入やバリ、マレーシア、シンガポールなどアジアン・スパの世界的なブームが、健康新時代におけるツーリズムの一つのビジネスモデルを示唆していると言っていいでしょう。ちなみにタイなどで開かれるハーブや漢方(生薬)の見本市や市場には、世界中から大挙してスパ産業の関係者が押し寄せています。 日本スパ評議会は、こうした国際的な健康増進気運の高まりの中で「健康と至福のコミュニティづくりによる社会貢献」をミッションとして、ロハス思想と自然療法・伝統療法の集大成であるスパを融合。現代人の“セルフ・ケアモによる健康づくり、アンチエイジング、生活習慣病の予防をめざした事業活動を「ロハスパ(ロハス+スパ)」コンセプトのもとに展開しています。現在、早稲田大学・吉村作治教授らと共に、古代エジプト文明の“ナイルの大地モに根ざした自然療法、養生法、食事療法等の共同研究を行っており、まさにそのロハス的な成果は、歴史的に実証された健康づくりのためのコミュニティ計画や健康支援コンテンツとして着々と実を結びつつあります。 その一つとして誕生した次世代の岩盤浴モデル「ロハスパ・コミュニティ」では、米国ミズーリ大学・ラッキー教授が発表した岩石の低線量放射線効果が人体の細胞を活性化させる“ホルミシス効果”に着目。温熱機器メーカーとのコラボレーションにより、天然鉱石(エジプトシリカ、トルマリン、ブラックシリカ、ラジウム鉱石等)の砕石ブレンド化によるロハストーン・ベッドを開発しました。鉱物特性の放射と発熱体の放射の相乗効果により、遠赤外線、ラドンガス、マイナスイオン効果が得られ、大量の発汗作用で老廃物を排泄、細胞の活性化を促し、自然治癒力と免疫力を飛躍的に高める効果があります。 大地に目を向け、その生成物の一つである鉱石を活用し、健康と美容、さらには至福のコミュニティづくりに貢献していく。古今東西の健康づくりの英知と資産を活用した「ロハスパ」プロジェクトはまだ始まったばかりです。

ページトップへ戻る

活動理念

■NPO法人 日本スパ評議会とは以下の経営理念に基づいて活動いたします。
・健康サービス事業への支援を通じて、人々のの自己免疫力を向上させる“養生”のための新しい環境とプログラムを提供する。
・事業意欲のある中高年・女性に各種SPA施設の運営という社会的意義のある新しい事業機会を提供する。
・上記を通じて、21世紀の世界的課題である健康増進・予防医療の推進の一助となり、ひいては日本の医療費削減にも貢献する。

ページトップへ戻る

設立の背景:T

高齢社会の到来と、生活環境の悪化や、ストレスの増加、生活習慣の乱れなどから、老人医療費を中心に日本の国民医療費は急増を続けています。現在、約30兆円と言われる国民医療費は2015年度には50兆円を突破すると見られており、そのための財 源確保と医療費の圧縮は今や国家的な緊急重要課題になってきています。 多くの国民も将来の不安から、健康に対する関心が高まる一方となっており、国では国民の健康づくり施策として、健康日本21運動をスタートさせました。都道府県・市町村での施策はもとより、多くの企業・団体等に呼びかけて“健康づくり運動”を進めておりますが、国民への浸透には程遠い状況にあります。 また、健康保険組合は医療費負担の増大により、その9割が赤字となっており、従来の保養所運営を重点サービスとしていたものから医療費削減につながる健康サービスへの事業の転換を図っております。同時に、これからの時代は「自分の健康は自分で守る」セルフヘルプ、セルフメディケーションの時代といえます。 経済産業省では、健康サービス産業創造研究会で、『健康サービス産業は2010年までに、20兆円の市場規模と300万人の雇用を創出し、年間4兆円の医療費削減につながる』という予測をたて、21世紀初頭の新産業分野として、健康関連産業を重点的に支援していくことを決めております。病気になってからでは遅い、日頃の“養生やケア(予防)”をどうするか、が21世紀を生きる現代人に課せられた使命といえましょう。健康食品やサプリメント、無添加食材、ミネラルウォーター、マイナスイオン関連製品、リフレクソロジー、自然化粧品などの市場は、デフレ不況下にあってもマーケットを拡大し続けています。  そうした人々の健康ニーズ=「クオリティ・オブ・ヘルシーライフ」志向に対応し、私たちは人々をより健康にすることを理念として、健康増進の方法の普及や健康サービス産業の支援を通じて、国が進める健康増進運動を、民間の活力を結集してサポートしてゆきたいと思っています。

ページトップへ戻る

設立の背景:U

■増大する国民医療費
日本の国民医療費は30兆円を、このままいくと20年後には約80兆円と、国家予算に匹敵する額に膨れ上がると予想されています。高脂肪食、低食物繊維食といった食生活の乱れ、運動不足、喫煙、ストレスの蓄積、環境汚染などに起因する生活習慣病の蔓延、超高齢社会の到来による、老人医療費の増大等が背景にあります。 国では、こうした国民の健康を取り巻く緊急事態に対応し、2000年に健康日本21運動をスタートさせ、2003年には健康増進法も施行されました。

蔓延する生活習慣病対策と、 国民医療費の増大による国家財政の危機に対応すべく、厚生労働省では「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」を2000年からスタートさせています。これは、過去の臨床成績をもとに健やかで心豊かな生活をおくるために壮年期での死亡を減らし、健康寿命を延ばすことを目標にしています。 (「健康寿命」の延伸=老後寝たきりにならず、健康的に生活できる期間を延ばすこと) 具体的には2010年を目標年として、 ■栄養・食生活 ■運動・体活動 ■たばこ ■アルコール ■歯の健康 ■糖尿病 ■脳血管障害・虚血性心臓病を中心とする循環器病 ■ガン ■休養・こころの健康・・・・・・・の9分野を対象とし、70項目の目標を設定 しています。

ページトップへ戻る

設立の背景:V米国国「ヘルシーピープル2000」概要

■1980年スタートした国民運動
・連邦政府、州政府、300の民間団体が集結〔目標〕:健康的に生活できる期間を延ばす=「健康寿命」の延伸〔数値目標〕:寝たきり老人を 高齢者1000人中90人未満に

■社会的効果
・健康な高齢者を増やすことにより@老人医療費の低減化(現状のままだと2030年に国家予算の25%)背景には急激な高齢社会の進行→2010年7600万人が高齢者にA消費する高齢者を増やす→景気を刺激→社会を活性化

■活動指針
・健康寿命を延ばす「予防対策」の徹底化
・300の目標を国が設定
余暇に運動しない人を15%未満に低脂肪食品を500件以上にする高齢の障害者への食事宅配肝硬変の死亡率を0.006%に社員のストレス軽減につとめる会社を40%以上に低脂肪メニューのある店を90%に・・・・・・・・・etc.

■ヘルシーピープル2000の成果(中間報告)
・要介護老人数が予想を120万人下回る1982年-24%・1989年-23%・1994年-21%
・300の目標の60%を達成(2000年)

ページトップへ戻る
Copyright(C) NPO法人日本スパ評議会 All Rights Reserved.